注文住宅を建てる際の住宅ローン融資までの流れ

住宅ローンの流れ
一生に一度の大きな買い物、マイホーム。
特に注文住宅で家を建てる場合、
「どんな間取りにしよう?」「どういった部屋を作ろう?」
などと、夢が膨らんでしまいますよね。
しかし、ほとんどの方にとって、
家の購入はもちろん、住宅ローンを組むことも
初めての経験になるのではないでしょうか?
「実際にローンを組む前に、だいたいの流れを把握しておきたい」
この記事では、そのような方に向けて、
注文住宅を建てる際の住宅ローン融資までの流れ
詳しくご紹介します。

1.住宅ローン仮審査の流れ

住宅ローン仮審査
まず、『仮審査』の流れを説明したいと思います。
注文住宅を建てるための土地や住宅会社が
決まったら、住宅ローンを借りる為の金融機関を選び、
仮審査(事前審査)を行います。
仮審査(事前審査)とは、
「注文住宅が完成したけれどローンの審査に通らなかった…」
なんてことにならないよう、前段階で確認するための審査です。
ここでは、借りる人の勤務先や勤続年数、年収等をもとにして、

  • 返済能力があるのか?
  • どの程度のお金を貸しても大丈夫なのか?

などを審査していき、期間は大体1週間ほどかかります。
仮審査は、住宅会社と契約をするタイミングで
申し込むことが出来ますので、
予め金融機関を絞っておくとスムーズです。

仮審査(事前審査)に必要な書類は?

  1. 印鑑(認印でもOK)
  2. 本人を確認する書類(運転免許証や健康保険証など)
  3. 年収が確認できる資料(源泉徴収票など)
  4. 家(物件)に関する詳しい資料

※金融機関によって、必要書類が異なる場合もあります。
詳しくは窓口まで確認するようにしましょう。

2.住宅ローン本審査申し込みの流れ

住宅ローン本審査
次に、『本審査申し込み』の流れを説明します。
仮審査に通り、注文住宅の契約が成立したら、
本審査の申し込みに進むことができます。
本審査には建築会社との契約書が必要になります。
他にも仮審査に比べ多くの書類が必要になりますので、
事前に確認しておきましょう。
本審査には、2週間~1ヶ月ほどの期間が掛かります。
ここで気をつけておきたいのが、
仮審査を通過していても100%本審査に通るわけではない
ということ。
万が一、本審査に通らなかったときのことを考えて、
契約内容に「ローン特約」があることをしっかりと
確認しておきましょう。
ローン特約とは、予定していた住宅ローンが
下りなかった場合、契約を白紙にできるというものです。

3.住宅ローン契約、融資実行の流れ

本審査を通過したら、ようやく住宅ローンの契約となります。
正式には「金銭消費貸借契約」と呼ばれるものです。
金利や融資実行日等もこのときに決まります。
以上の流れを経て、融資実行となります。

つなぎ融資について

住宅ローンつなぎ融資
住宅ローン一連の流れで、一点注意しておきたいのが、
融資が実行されるのは、一般的に建物の引き渡し時になる。
ということです。
つまり、お金を受け取れるのは建物の完成後になります。
家を建てる場合、建物完成までに『工事の着手金』や、
『中間金』等様々な支払いが必要になります。
それらの費用を自己資金でまかなえない場合は、
「つなぎ融資」が利用できる住宅ローンを選びましょう。
つなぎ融資とは、住宅ローンが実行されるまでの間、
必要な資金をつなぎで借り入れるために組むものです。
住宅ローンが実行された際、
そのお金でつなぎ融資で借りた分を返済することになります。

疑問点は担当者や金融機関に問い合わせる

金融機関問い合わせ
以上が、注文住宅を建てる際の住宅ローンの流れになります。
審査から融資実行までの流れは、思いのほか時間が掛かったり、
時には緊張をすることもありますが、
融資実行まで辿り着けば、夢のマイホームまであと一歩です!
もし、住宅ローンの流れに関する不明点や質問があれば、
住宅会社の担当者や金融機関窓口まで気軽に問い合わせ、
疑問が残らないようにしましょう。

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