注文住宅を建てる時、何かと迷うのがオプション選びです。
最近は見栄えの良さの他にも、『スマートハウス』のような
最新の便利機能や省エネ機能が充実した注文住宅も多くなり、
選択肢がとても多くなりました。
見ているとあれもこれも付けたくなるところですが、
注文住宅の予算には限りがあります。
注文住宅を建ててから後悔しないように、
特におすすめのオプションと必要となる費用について
ご紹介したいと思います。
キッチンオプションで快適な注文住宅に
家の中で使用頻度が高く、利便性が重視される場所といえば
断トツで『キッチン』ではないでしょうか?
毎日頻繁に利用する場所ですから、広さや使い勝手の良さが
とても重要になります。
まずおすすめしたいのは、
注文住宅のキッチン周りを広くすっきり見せてくれる、
オーブンや食器洗い乾燥機のビルトインへの変更です。
ビルトイン(システムキッチン)にすることで、
すっきり収納できるだけではなく、
キッチンの掃除が楽になるというメリットもあります。
食器洗い乾燥機については節水効果の高いものも多いので、
省エネ対策の一環として検討することもおすすめします。
費用は本体の価格は別に、
工事費として10万円~25万円をみておくと良いでしょう。
馬鹿にできない!注文住宅のドアオプション
意外と馬鹿にできないのがドア関係のオプションです。
まず、玄関ドアは電子施錠にしてキーレス化するのが便利です。
タイプは、指紋認証や暗証番号、ICカードなど様々ありますが、
バッグの中から鍵を探す手間が省けることが想像以上に楽です。
「鍵をどこかに忘れてきて、家の中に入れない…」
といったことも起きなくなります。
費用は5~10万円が目安となります。
後付けならもっと安く済ませることも可能ですが、
電気配線のことを考えた場合、
予め注文住宅のオプションとして依頼するのが安心です。
鍵オプション費用目安
鍵の種類 | 費用目安 |
---|---|
指紋認証 | 約10万円~ |
暗証番号式 | 約3万円~10万円 |
ICカード | 約5万円前後 |
⇒ 新築一戸建ての玄関はどう選ぶ?失敗しない5つのポイント
空間を広く自由にすることができる引き戸
注文住宅のドア関連でもう一つお勧めしたいのが、
室内ドアの引き戸への変更です。
開閉するためのスペースが不要となるため、
標準仕様のドアよりも室内空間を広く使うことができます。
設置場所によっては、別の部屋と繋げてワンフロアに
することも可能となるので、
注文住宅の間取りを自由に変更できるようにもなります。
費用は2枚戸か3枚戸かによっても異なりますが、
約10万円~となります。
先々のことを考えてこだわりたい省エネオプション
これからの時代、
何においても外せないキーワードが『省エネ』です。
注文住宅においては、太陽光発電、蓄電池など各メーカーも
力をいれていますし、補助金を受けられるケースもあります。
⇒ 2017(平成29年度)ZEH住宅で補助金を貰うための条件とは?
費用は最低でも100万円~で、
高いものだと400~500万円するものも多くありますが、
長い目で考えると節約となる注文住宅の設備です。
初期費用の安さだけでなく費用対効果や電気の売買など、
長期的な視点で選んでお得に活用しましょう。