新築一戸建てを建てるのなら、
避けては通れない問題が「新築の間取りをどうするのか?」
ということですよね。
ほとんどの方にとって新築の家は、一生に一度の
大きな買い物になります。
生涯を共にする新築の家ですから、
絶対に失敗のないようにしたいですよね。
インターネットで新築間取りを検索すると、
魅力的なプランがたくさん出てきますが、
いざ自分が新築の家を建てる際に、それらのプランが
使えるのかと言えばまた別問題になってしまいます。
しかし、実例をたくさん知ることで選択肢も広がっていくでしょう。
この記事では、実際に新築一戸建てを建てた方の体験談と
新築の間取りプランをご紹介していきたいと思います。
理想の新築の家を建てるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夢の一戸建て!皆さんの新築間取りプラン集
では実際に、皆様の新築間取りプランをみていきます。
どれも新築一戸建てのプランですが、使える土地の広さよって、
最適なプランも変わってきます。
実際に新築一戸建てを建てた方の新築の間取り図プランと体験談を比べ、
自分が今建てようとしている新築の家と比較してみましょう。
10坪~20坪の新築間取りプラン
【16坪】A.Kさん邸のプラン
新築間取りでこだわったポイントは?【体験談】
私達が新築する際にこだわったポイントは、
掃除の手間を省くため、出来るだけ最低限の
面積で新築間取りを考えました。
面積を狭くした分、広く感じれるように一階は
出来るだけ仕切りをなくし、
LDKと和室を間続きになるよう扉を除きました。
また、収納棚を購入しなくていいように、
建付けの収納を多めにしました。
二階の子供部屋は、できるだけ部屋にこもらないよう
にと思い、必要最低限の広さにしました。
新築するのに掛かった費用 | 約1600万円 |
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建坪 | 16坪 |
家族構成 | 夫婦、子供2人 |
LDK | 4LDK(二階建て) |
30坪台の新築間取りプラン
【34坪】S.Eさん邸のプラン
リビングを重視!広々とした新築間取りに【体験談】
新築の間取りでこだわったポイントは、
リビングを広々と使いたかったことから、
18畳と広めにしたことです。
一階にはリビング以外の部屋も1室欲しかったので、
リビング横に四畳半の和室を設けることにしました。
また、収納スペースを多めに作ることで、スッキリとした
印象になるようにしました。
⇒ 後悔しやすい?新築一戸建てリビングの注意点
新築するのに掛かった費用 | 約1500万円 |
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建坪 | 34坪 |
家族構成 | 夫婦、子供1人 |
LDK | 4LDK(二階建て) |
40坪台の新築間取りプラン
【41坪】J.Kさん邸のプラン
子育てママにオススメな新築間取り【体験談】
新築の間取りで特にこだわった点は、台所に立って家事をしている時に
リビングとダイニングが見渡せるようにした事です。
子供がまだ小さいので、家事をしていても子供が何をしているか
わかるので安心です。
子育て中の方や、家族とのコミュニケーションを多くとりたい方に
オススメしたい新築間取りです。
新築するのに掛かった費用 | 約1900万円 |
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建坪 | 41坪 |
家族構成 | 夫婦、子供2人 |
LDK | 4LDK(二階建て) |
【45坪】Y.Kさん邸のプラン
シュミレーションが重要!バリアフリーの新築間取り【体験談】
新築の間取りを作成する際、まず不動産屋さんへ行き、
バリアフリーになっている物件を5軒ほど見て回りました。
その中から段差がなく、客間・リビング・お風呂にトイレと、
車いすでも楽に1周できるような家を参考にし、
何度もシュミレーションを重ねて夫婦で考えました。
キッチンはカウンター式にして、食後の後片付けの時にも
リビング内を見ることができるようにしました。
⇒ 初めての新築キッチン選び!失敗しない為に押さたいポイントは?
新築するのに掛かった費用 | 約1500万円 |
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建坪 | 45坪 |
家族構成 | 夫婦、子供3人 |
LDK | 4LDK(平屋) |
新築の間取りで失敗しないためのポイント
以上、皆様の新築の間取りプランをご紹介しましたが
いかがでしたでしょうか?
新築の間取りは少しの工夫で、良くも悪くもなります。
続いて、絶対にここだけは押えておきたい、
『新築の間取りで失敗しないためのポイント』を
詳しくまとめてみましたので、新築の家を建てる際の参考にしてみてください。
リビングの採光を考えた新築間取りにする
新築の家を建てるうえで、特にリビングは明るさを
重視したいものです。
しかし、リビングの配置によっては
窓を大きくとっても隣家の影になってしまったり、
西日が強すぎて部屋が眩しくなりすぎたりしてしまいます。
適度な自然光をとりいれられるよう、
上記のポイントに注意しながら
しっかりと考えるようにしましょう。
新築の間取りは冷暖房効率を考える
吹き抜けやLDなどの二間続き、
そしてリビング階段などは採光も取りやすくおしゃれで
開放的なのですが、
どうしても冷暖房の効率を下げてしまいます。
冷気や暖気を逃がさない工夫や、
家の断熱そのものを考えなければなりません。
ロールスクリーン等を付けて風の流れ込みを防いだり
床暖房を設置するなどをして対応しましょう。
新築の間取りは子育てや家事を考えた動線にする
新築の間取りを考える時は、
家事を担当する人が一番動きやすくなるような動線を
考えた間取りプランにすることが基本です。
特に水回りの動線は、家事の流れを邪魔しない配置にする
必要があります。
また、子育てのことを考えると、
子供を見守りやすい対面キッチンなども
新築する際の候補に入れておくべきでしょう。
家具の配置をしっかり考える
生活動線にも関連してきますが、特に大型家具を
収納する場所を考えずに新築の間取りを決めてしまうと、
後になって家具の配置に頭を悩ませることになります。
家電の位置も重要で、
コンセントが届かず『延長コード』まみれにならないよう、
絶対に必要になるテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電の配置と、
コンセントの位置は初期の段階で考えておくべきです。
玄関と外構の間取りもしっかりと
新築玄関の間取りは、防犯面を考えると通りから見えやすい位置に
配置するべきでしょう。
また、意外にも思えますが、家の近くの道路や
隣家との配置などによっては、外構もかなり重要になります。
窓の向きや大きさによっては、
プライバシーを上手く守るための配置が必要になりますし、
ベランダやバルコニーの設置が困難になる可能性もあります。
新築の家を建てる際は充分に検討するようにしましょう。
新築の間取りプランを再度おさらいしてみてはいかがでしょうか?
理想的な新築の家を建てるために
新築の間取りは、土地の使い方や家の工法などによっても、
実現可能な場合と不可能な場合があります。
予算と折り合いをつけて、理想に近い新築の家を建てるためには、
複数の住宅会社からプランを提案してもらい、
しっかりと比較検討することをオススメします。