新築のお風呂は失敗しやすい!?後悔前に押さえておきたいポイント

新築一戸建てを購入する際の注意点

自由に間取りや設備(オプション)を決めることが出来る新築一戸建ての注文住宅。

もちろんお風呂だって、自分好みのデザインや性能で選ぶことができます。

一日の疲れを癒す大切なお風呂タイムの為にも、失敗のない新築のお風呂作りをしていきたいですよね。

しかし、お風呂の資料を取り寄せてみたことがある方ならご存知かもしれませんが、
新築のお風呂は意外に種類が多く、選ぶのにはかなり悩むものだったりします。

新築のお風呂は毎日使うもので、しかも衛生的に保つ必要があるものだけに、適当に選ぶと後悔することになりかねません。

この記事では、後悔しないために重要な『新築注文住宅のお風呂の選び方』について
詳しくお話ししたいと思います。

新築お風呂を選ぶ時の3つのポイントとは?

お風呂選びのポイント

新築のお風呂(浴室)を選ぶうえで重要なポイントには、大きく分けて3つのポイントがあります。

それは、お風呂の色・種類・広さです。

これらのポイントをしっかりと押さえていくことで理想のお風呂作りをすることができます。

下記項目では、それぞれのお風呂の選び方についてご紹介しますので、参考にしてみてください。

1.浴槽の色の選び方

浴槽の色

まずは、新築お風呂の浴槽の色について考えていきましょう。

毎日のお風呂掃除の手間を考えるならば、濃い色は選ばない方がいいでしょう。

なぜならば、濃い色のお風呂にすることでカルキ汚れなどが目立ってしまうからです。

ブラックなどは都会的な印象で格好いいのですが、毎日せっせとピカピカに磨き上げる必要がありますのであまりオススメできません。

なんといっても毎日の癒しであるお風呂タイム。

浴槽の色は、清潔な印象を与えてくれるホワイトや、心を落ち着かせてくれる
淡いブルーを選択することをオススメします。

2.浴槽の種類の選び方

お風呂の材質

続いて、浴槽の種類の選び方についてお話しします。

まず決めておきたいのが、浴槽の材質。

一般的な浴槽の材質には3つの種類があります。

それぞれの材質のメリット、デメリットを見ていきましょう。

1.FRP(ガラス繊維強化プラスチック)製浴槽

FRPとは、ファイバーリーンフォースドプラスチックの略語でガラス等の繊維とプラスチックを混ぜて作られた素材です。

最も一般的な材質で、賃貸住宅のお風呂でよく使われています。

保温性、耐久性、防水性に優れていて、手入れが簡単といったメリットがあり、また、カラーが豊富なので選ぶ楽しみもあります。

デメリットとしては、傷や汚れが目立ちやすいことが挙げられます。

比較的価格も安く、相場としては10万円~40万円程度となります。

2.ホーロー製浴槽

ホーローとは、アルミニウムや鉄などの素材に、ガラスの釉薬コーティングを施した素材のことをいいます。

メリットとしては、肌触りがとてもよく、色合いが美しい、そして、傷が付きにくいため、お手入れがとても簡単です。

デメリットは、保温性が低い為、保温材カバーが必要になる。

そして、傷がつくとサビやすいことが挙げられます。

また、FRPよりも高価で、相場としては15万円~130万円程度になります。

3.ステンレス製浴槽

ステンレスとは、鉄とクロムを混ぜた素材のことを言います。

直訳すると「錆びない」という意味があり、その名の通り、耐久性・保温性が高く、傷も付きづらいといったメリットがあります。

そのため、お風呂の手入れが簡単にできますが、カラーステンレスにした場合、塗料が剥げやすいといったデメリットがあります。

また、独特の金属質な見た目と肌触りが苦手という方も…。

相場は15万円~25万円程度となります。

4.その他

大理石のお風呂

他にも人工大理石、ヒノキなどの木製などのお風呂もありますが、お値段やお手入の面を考えると、よほどこだわりがある方以外は避けた方が無難でしょう。

以上のことから、もし予算に余裕がある場合は、ホーロー製の浴槽をオススメします。

浴槽のタイプは?

浴槽の種類

新築お風呂の浴槽には下記のような3種類のタイプがあります。

  • 和式(足を折り曲げて入る狭くて深いタイプ)
  • 洋式(寝そべって入る広く浅いタイプ)
  • 和洋折衷式(双方の中間タイプ)

使い勝手から考えると和洋折衷式のお風呂が無難ですが、介護などを必要とされる方がいる場合は、手すり付きの洋式だとお風呂が楽になります。

手すり付きのお風呂

また、浴槽には半身浴がしやすい段差付きのベンチタイプのお風呂、そして、段差のないフラットタイプのお風呂があります。

段差があると座りやすく、子供との入浴が楽な反面、浴槽が狭く感じやすくなります。

段差付きにするなら広めの浴槽を選ぶとよいでしょう。

家の大きさや、お風呂に割ける予算と相談しながら検討してみてください。

3.浴室の広さと浴槽の大きさの決め方

浴槽の広さ

意外に悩みがちなのが、浴槽の大きさと浴室の広さですよね。

この選択を間違うだけで、後々後悔してしまうことにも繋がりかねません。

しっかりと検討するようにしましょう。

まず浴室の広さですが、ゆったりとお風呂でくつろぎたい方は最低でも1坪くらいの広さは確保したいところです。

また、洗い場を広く設けたほうが、体を洗いやすく掃除がしやすいといったメリットがあります。

洗い場のイメージ

続いて浴槽の大きさですが、浴室の広さによって決める方法が一般的です。

浴室が1坪の場合 160cm×160cm・170cm×170cm
浴室が1.25坪の場合 160cm×180cm・160cm×200cm・160cm×210cm
浴室が1.5坪の場合 160cm×240cm・180cm×180cm

上記を目安に、家族の体の大きさや、洗い場の広さを考慮しながらじっくりと検討してみてください。

機能充実!システムバスの値段と人気メーカー

せっかくの新築注文住宅ですので、新しいお風呂には「システムバスを導入したい!」と考えておられる方も多いかと思います。

この項目では、人気のシステムバスメーカー3社をご紹介します。

新築お風呂のメーカー選びの参考にしてみてくださいね。

TOTOのシステムバス

TOTOのお風呂
追い炊き必要なしの「魔法瓶浴槽」のお風呂など、機能性と節水効果に定評のあるシステムバスが用意されています。

⇒TOTO公式サイト

LIXILのシステムバス

lixilのお風呂
洗いやすい特殊加工とデザイン性が魅力のお風呂を取り扱っています。
「リノビオV」人工大理石浴槽が標準装備されています。

LIXIL公式サイト

 

Panasonicのシステムバス

panasonicのお風呂
汚れづらい「スミピカフロア」が標準装備。
オプションで「酸素美泡湯」がつけられます。

Panasonic公式サイト



価格帯としては、システムバスの種類や施工業者にもよりますが、
大体100万前後が相場となります。
もちろん、素材やオプションにこだわった分だけ
新築お風呂の費用はアップします。
カタログやWEBサイトなどを参考に、じっくりと検討してみてください。
実際にショールームに出向いてみるのもオススメですよ。

忘れずに考えておきたい浴室の窓

浴槽の窓
新築お風呂の種類を決めた後に考えたいのが、
『浴室に設置する窓』についてです。
浴室の窓は、大きめで採光に優れたものが最近の流行です。
しかし、新築お風呂に大きな窓を設置すると、
どうしても気になるのが外からの視線。
位置を工夫しないと、すりガラスにしてもうっすら人影が
わかってしまい、気になることも。
また、窓が大きければお風呂場が冷えやすくなり、
お湯が冷めやすいだけではなく
ヒートショックの危険性が高まるので注意が必要です。
家の環境や条件を考慮したうえで、
サイズを決めるようにしてくださいね。

浴室のカビを防止するには?

浴槽の掃除
どうしても悩みの種になるのが、浴室に生えるカビ。
新築お風呂の浴室カビを防止するためには、
窓を開けて頻繁に喚起をする必要があると言われていますが、
しっかりと換気扇を回して、カビや微生物の好物となる
石鹸カスなどの有機物汚れをしっかり拭き落とすようにすれば、
たとえ窓をつけられなくてもカビの防止は可能です。
また、防カビ・公金に優れた素材のバスも沢山ありますので、
吟味してみると良いでしょう。

ライフスタイルにあったお風呂選びを

お風呂上りの女性
お風呂は毎日使いますし、何かと管理をするのが大変な場所です。
しかし、日々のリラックスの場として妥協ができない場所ですよね。
予算の範囲に収めるにしても、業者によって費用は変わってきます。
理想の新築お風呂を実現させるためには、
なるべく複数の住宅会社から見積もりをとり、
魅力的なお風呂場を作れるよう比較検討をして決めましょう。


「家の予算はできるだけ押えたい!」
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