経済低迷もあって、なかなか大きな買い物はできませんよね。
そんな世情を反映してか、様々なハウスメーカーが
『ローコスト住宅』を販売しています。
家は諸費用などを含め、基本的にたくさんの費用が掛かりますので、
低価格で家が建てられるのは魅力的です。
しかし、ローコストと聞くと「何か問題があるのでは?」
とどうしても不安になってしまいますよね。
このページでは、安い費用で家が建てられる
ローコスト住宅について、
問題点と合わせて解説していきたいと思います。
ローコスト住宅について
ローコスト住宅の多くは、ハウスメーカーで建築することができます。
ほとんどのローコストメーカーが、
資材をまとめて発注したり、
広告費を削ったりといったコスト削減に努め、
家を低価格で販売できるよう、企業努力をしています。
ローコスト住宅の問題点
安く家を建てられることがメリットの『ローコスト住宅』ですが、
デメリットももちろん存在します。
では、どのようなデメリット、問題点があるのでしょうか?
ここでいくつか挙げてみたいと思います。
問題点1.間取りや工法を選べない?
好きな土地に家を建てられますが、
外観や間取りはいくつかの候補から選択する形だったり、
決められた範囲内でしか変更できない場合が多いです。
理想の間取りやこだわりのデザインは、
ひとまず諦めるしかないでしょう。
また、シンプルな形の家がほとんどですので、
和室などコストが掛かる部屋は作ることができないかもしれません。
問題点2.建築基準や保証がギリギリ?
無駄を省くということは、
通常ならしてくれるサービスもない可能性があるということです。
無駄を省いた結果、
建築基準スレスレの工事が行われるリスクはあります。
アフターサービスなどの保証も、
必要最低限しか受けられない可能性が高いという問題点も。
問題点3.職人の腕にムラがある?
ハウスメーカーの多くは、全国にネットワークを持っています。
つまり、同じ規格の工法で、
下請けの工務店などに建築を依頼するのです。
運良く腕のいい職人さんのいる工務店に当たればよいですが、
残念ながらこちらで選ぶことはできません。
口コミなどで評判が良くても、
同じ品質の住宅を建てられるとは限らないのです。
ローコストで安心の家づくりをするためには
以上のように、ローコスト住宅が低価格で建てられるのには
それなりの理由があり、ちょっとした問題点もあります。
住宅会社を選ぶときは、
メリット、デメリットを含め、しっかりと検討するように
しましょう。
もし、予算内で信頼できる住宅会社に依頼をお考えの場合は、
まずは複数社から見積もりを取ることをオススメします。
予め希望予算や希望の間取りを業者に伝えておくことで、
その希望に沿った見積りプランを出してもらうことができます。
各社から出たプランを比較検討することで、
予算内で希望の家を建ててくれる業者を
しっかりと絞り込むことができますよ。