木造と鉄骨の違いは?構造や価格を比較

木造と鉄骨を比較
「木造住宅にするか、鉄骨住宅にするか?」
注文住宅を建てる場合、建築方法について気になる方は
やはり多いようです。
何せ日本は地震の多い国。
最近では震度5程度では誰も驚かなくなりつつあります。
日本の住宅はほとんどが旧来の木造で作られていますが、
最近では鉄骨造も増えてきました。
木造住宅と鉄骨住宅には、それぞれどんな違い、
メリット、デメリットがあるのかを検証してみましょう。

木造住宅のメリットとデメリット

木造住宅
まず、木造住宅についてお話したいと思います。
ほとんどの木造住宅は、
日本の在来工法である「軸組み工法」で建てられます。
「枠組み工法」などもありますが、
基本的には木材で梁や柱を木材で組み上げていく工法になります。
木材にはしなる性質がありますので、
地震や台風には強い工法になります。
軽量で吸湿性に優れており、
日本の気候に合った住宅と言えるでしょう。
また、間取りの自由度が高いのも
木造住宅のメリットのひとつです。
一方で、木造だと風雨での劣化、シロアリなどの害虫には弱く、
しっかりと対策をしておくことが重要です。

鉄骨住宅のメリットとデメリット

鉄骨住宅
続いて、鉄骨住宅についてお話します。
鉄骨はマンションやビルに多く使われている工法で、
軽量鉄骨、重量鉄骨、鉄筋コンクリートなどの工法があります。
住宅に使われるのは主に軽量鉄骨です。
頑丈な鉄骨で梁や柱を組むため、
頑丈で耐震性に優れ、防火性が高い住宅になります。
また、防音性能の高さも大きなメリットです。
しかし、鉄骨住宅は断熱性と防湿性については木造に劣ります。
鉄骨は熱伝導をしやすく、夏は暑く冬は寒くなりやすいので、
断熱工法にきちんとこだわっている業者を選ぶ必要があります。
また、鉄骨は性質上サビに弱いので、
特に海沿いの地域で家を建てる場合は要注意です。
間取りの自由度は低めになりますが、
部屋を広く使いやすいというメリットもあります。

木造と鉄骨、費用や税金で考えるとどっちがいい?

税金
木造住宅と鉄骨住宅。
建築に掛かる費用と、税金を比較した場合、
どちらがコストが安いのでしょうか?
建築にかかる費用を考えると、圧倒的に木造住宅の方が安くなり、
固定資産税などの維持費も、木造の方が安くなります。
ただし鉄骨造の場合は、工法によっては
木材よりも工期を短縮できるといった面もあります。
なによりも家そのものの耐久性が高いので、
長く利用することができます。
鉄骨造を希望するなら、費用面以外でのメリットを重視すべきでしょう。

木造、鉄骨共に、最適なプランをみつけよう

積み木の家
建てやすさ、費用面などを総合的に考えると、
やはり木造の方に軍配が上がりそうです。
ただし、鉄骨ならではのモダンで無機質なオシャレさは
木造ではなかなかできません。
もし予算内に収まるのでしたら、一生に一度の買い物ですから、
鉄骨で自分の好みに合わせた家を建てるのもありでしょう。
大切なのは、予算と機能面でしっかりと納得できる
プランを選ぶことです。
そのためにも、各住宅会社が打ち出している費用や性能など
を比較し、しっかりと検討するようにしましょう。

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