「1000万円台で中古の家を購入したい!」
そのような夢をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
中古の家と言えど、1000万円台というリーズナブルな価格で、夢のマイホームが手に入れば言うことありませんよね。
しかし、いくら1000万円台という価格でも、お金がなければ家は買えないという現実があります。
手持ちの資金が少なければ住宅ローンを組むことになりますが、気になるのが、審査に通るかどうかですよね。
この記事では、1000万円台で中古の家を購入されたい方に向けて、
住宅ローン審査に通るコツと注意点について解説します。
住宅ローン審査に通るコツは?
1000万円台の中古の家を住宅ローンを組んで購入したいと考えたとき、当然のことながら、「各金融機関の審査」に通る必要があります。
まずは審査前の準備として、下記のことを注意するようにしましょう。
- 他のローンを契約している場合はできるだけ返済する
- 税金が未払いの場合は支払ってしまう
- 未使用のクレジットカードは契約解除を行う
自分の給与振込先である金融機関に融資の相談をしてみると話がスムーズとなりやすい傾向にあります。
続いて、審査に通るために必要なことについて詳しく解説していきます。
1000万円台の借入には年収はいくら必要?
審査を受ける際にまず知りたいのが、1000万円台の借入をするためには年収はいくら必要なのか?
ということですよね。
審査基準には20項目ほどありますが、その中でも特に重視されるのがこの年収です。
一般的に、年収の5倍くらいは銀行から借り入れできると言われていますが、これは金利を無視した数字にすぎません。
1000万円台の中古の家を買う場合、年収300万年以上であれば診査のステージに立つことができると言われています。
もし年収が300万円に届かない場合は、親子や夫婦で収入を合算することで審査に通りやすくなります。
貯金なし頭金なしでも大丈夫?
次に気になるのが、貯金なし・頭金なしでも住宅ローン審査は通るのか?ということではないでしょうか。
ちなみに、貯金なし・頭金なしでローンを組むことを「フルローン」と言いますが、フルローンでも中古の家を買うことはできます。
これを利用することで、頭金を貯める必要がなくなりますし、気に入った家を見つけたら、すぐに住宅ローンを組んで購入することができるといったメリットがあります。
ただし、フルローンは返済負担が大きいというデメリットがあります。
中古の家を買う資金は、「頭金+ローン借入額」ですので、頭金なしだと借入額が大きくなり、毎月の返済額も大きくなります。
収入をすべて返済にあてることはできません。
生活費の支出は必要になるので、返済額の負担が大きい場合は利用しない方がいいでしょう。
諸費用込みでも住宅ローンは組める?
1000万円台で中古の家を買うとなると、中古物件価格だけでなく、さまざまな諸費用がかかります。
たとえば、
- 中古物件の登記費用
- ローン手数料
- 保証料
- 印紙代
- 引越し代
- 火災保険料
- 地震保険料
などが挙げられます。
これらはトータルで中古物件価格の3~10%ほどになり、一般的に自己資金で用意します。
たとえば1000万円の中古の家の住宅ローンを組む場合だと、諸費用5%でも50万円です。
以前は、貯金なし手持ち資金なしでは住宅ローンは組めませんでしたが、諸費用の資金がなくても金融機関から借り入れできる時代になりました。
諸費用込みで融資してくれる銀行も増えていて、手持ち資金のない人でも家を買えるようになっています。
ネット銀行を中心に、諸費用込みの住宅ローンを認めているところは
増えており、以前と比べると融資のハードルは下がりました。
ただ、すべての銀行が応じてくれるわけではなく、大手銀行は諸費用込みの住宅ローンに対応していないところもあります。
諸費用込みの住宅ローンを希望されるのであれば、申し込みを検討している銀行へ問い合わせてみることをおすすめします。
1000万円台で中古の家を購入する際の注意点
「中古物件だと安い価格で家が買えるから素晴らしい」
と考えがちですが、購入の際注意すべき点もあります。
ここからは、1000万円台で中古の家を購入する際の注意点について
何点か挙げていきたい思います。
1.中古の家はリフォーム費や修理修繕費を考えておく
まず中古の家は、「傷んでいること」を念頭に置く必要があります。
以前誰かが居住していたのですから、これは仕方ありませんが、築年数が経過しているほど「傷みの度合いが大きい」点には注意しなければなりません。
特に1000万円台で買える中古の家に限っていえば、立地にもよりますが、かなり築年数が経過していることがほとんどです。
水回りを中心に、設備ごとリフォームしなければならないことも少なくありませんので、住宅購入費以外に「修繕費」もあらかじめ
見積もっておく必要があります。
そして外壁にも注意してみてください。
外壁の寿命は10年が目安となるので、10年ごとに外壁塗装を施さなくてはなりません。
加えて、中古の家は目で見えない個所にも注意を払わなくてはなりません。
雨漏りしていたり、白アリがいれば、それらに気付いたときに大きなコスト負担が生じます。
2.住宅ローン控除が受けられないことも
また、1000万円台の家だと、住宅ローン控除の恩恵を受けられないケースもあります。
残念ながら、木造一戸建ての中古の家は築20年以上だと住宅ローン控除が受けられないことがあるのです。
住宅ローン控除のメリットは大きいので、築年数には気を付けて
中古の家を選ぶようにしましょう。
まとめ
家の購入は一生に一度あるかどうかの大きな買い物です。
ですので、いかに失敗しないかを重視しなければなりません。
「1000万円台の予算で中古の家を探そう」と情報誌やネットに目を通してみても、なかなか満足できるような物件が見当たらないかもしれません。
そのようなときは複数のハウスメーカーや不動産会社に問い合わせ、
予算に応じたベストな提案を用意してもらいましょう。
表に出ていない物件の案内を受けられたり、より具体的に新たな住まい探しを進めていけるかもしれません。
より良い家探しは、業者探しから始めるのが近道です。
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