- 1000万円台の予算で平屋タイプの家を建てたい
- ローコストで安心して住める平屋を建てたい
- 老後でも住みやすい平屋の家が建てたい
- 信頼できる住宅会社で平屋を建てたい
このページでは、上記のような「平屋の家」をお考えの方に向けて、1000万円台で平屋の家を建てるための方法と、1000万円台の平屋の家の間取りと実例をご紹介していきます。
皆様の家づくり成功のために、この記事がお役に立てると嬉しいです。
すべて1000万円台!平屋の家の実例と間取り
まずはじめに、1000万円台で建てた新築平屋の家の間取りと実例をみていきましょう。
家を建てられた方の体験談へのリンクも貼ってありますので、是非参考にしてみてくださいね。
1300万円:25坪の平屋の家
群馬県Kさん邸の間取りと実例
群馬県にお住まいのKさんは、「間取りにこだわった平屋の家」を建てられました。
以前お住まいだった家と同じような間取りにすることで、住み始めから戸惑うことなく生活ができているとのことです。
家づくりのテーマ | 間取りにこだわった平屋住宅 |
---|---|
建物本体価格 | 約1,300万円 |
建物坪数 | 25坪 |
工法・構造 | 木造一階建て(平屋) |
竣工日 | 2013年 |
下記ページでは、Kさん邸の建築事例を詳しくご紹介しています。
1700万円:27坪の平屋の家
鹿児島県M.Sさん邸の間取りと実例
鹿児島県にお住まいのM.Sさんは、日当たりの良さと風通しの良さを重視して平屋の家を建てられました。
洗濯物が乾きやすく、湿気もこもりづらいそうです。
また、奥様が家事をしやすいレイアウトになっているそうです。
家づくりのテーマ | 日当りの良い27坪平屋の家 |
---|---|
建物本体価格 | 約1,700万円 |
建物坪数 | 27坪 |
工法・構造 | 木造一階建て(平屋) |
竣工日 | 2015年 |
下記ページでは、M.Sさん邸の建築事例を詳しくご紹介しています。
1000万円以下:32坪の平屋の家
愛知県Jさん邸の実例
ご祖母様と暮らす愛知県のJさんは、バリアフリーの平屋を建てられました。
平屋はすぐに家を一周することができ、とても快適だそうです。
ご祖母様も「住み心地が良い」と喜んでおられます。
老後も安心して住み続けることが出来るのも平屋のメリットのひとつではないでしょうか。
家づくりのテーマ | バリアフリーの平屋住宅 |
---|---|
建物本体価格 | 1000万円以下(約980万円) |
建物坪数 | 32坪 |
工法・構造 | 平屋住宅 |
竣工日 | 2015年 |
下記ページでは、Jさん邸の建築事例を詳しくご紹介しています。
1800万円:33坪の平屋の家
群馬県M.Iさん邸の実例
家を建てる前から家づくりに興味があった群馬県のM.Iさん。
知り合いの大工さんが建てられたオシャレなデザインの平屋住宅です。
平屋ならではのシンプルな間取りで家事も楽々とのことです。
家づくりのテーマ | 知り合いの大工さんが建築した平屋住宅 |
---|---|
建物本体価格 | 約1800万円 |
建物坪数 | 33坪 |
工法・構造 | 木造平屋住宅(在来工法) |
竣工日 | 2017年 |
下記ページでは、M.Iさん邸の建築事例を詳しくご紹介しています。
1600万円:35坪の平屋の家
宮城県C.Yさん邸の実例・間取り
家族が同じ場所で過ごせるよう、寝室以外の部屋の仕切りをなくし、家全体を見渡せる平屋にしたC.Yさん邸。
床はすべて無垢材を使っているので、夏は涼しく、そして冬は暖かく快適に過ごせているとのことです。
家づくりのテーマ | 仕切りの少ない平屋の家 |
---|---|
建物本体価格 | 約1,600万円 |
建物坪数 | 35坪 |
工法・構造 | 木造一階建て(平屋) |
竣工日 | 2017年 |
下記ページでは、C.Yさん邸の建築事例を詳しくご紹介しています。
その他、1000万円台で建てられた家の建築事例を以下の記事で紹介しています。
住宅ローンの月々返済額はいくらになる?
平屋の家を建てる際、どうしても気になるのが住宅ローンの支払いですよね。
1000万円台の平屋の家を建てた場合、住宅ローンの支払いは月々いくら位になるのでしょうか?
借入額に沿ってシミュレーションをしてみましょう。
住宅ローンシミュレーション
※固定金利35年ローン(金利1.7%)・ボーナス払いなし・元利均等返済方式の場合。
借入額 | 毎月返済額 | 総支払額 |
---|---|---|
10,000,000円 | 31,607円 | 13,274,953円 |
11,000,000円 | 34,768円 | 14,602,463円 |
12,000,000円 | 37,929円 | 15,929,930円 |
13,000,000円 | 41,089円 | 17,257,556円 |
14,000,000円 | 44,250円 | 18,585,050円 |
15,000,000円 | 47,411円 | 19,912,506円 |
※上記の住宅ローン試算はあくまでも目安となります。
平屋の家を建てるメリットとデメリットは?
当然のことながら、平屋の家にもメリットとデメリットがあります。
それらをきちんと把握しておくことで、自分の理想に近い平屋の家を建てることができます。
ここでしっかりと確認しておきましょう。
平屋の家を建てるメリット
1.老後も住みやすい家になる
平屋には階段が存在しないため、階段の上り下りなどが辛くなる老後も快適に過ごすことができます。
長く住むことを考えると、平屋は非常に住みやすい家と言えます。
2.階段などの設備費用が掛からない
2階建て以上の家を建築すると、どうしても階段や床など、平屋よりも多くの設備を必要とします。
平屋にすることで、2階建て以上に必要な設備の費用をカットすることに繋がります。
3.メンテナンス費用が安い
住宅は屋根や外壁の塗装など、定期的なメンテナンスを必要とします。
この時、2階以上の家では足場を組むことになります。
平屋なら足場の費用を抑えられるため、メンテナンス費用が安く普段のお手入れも簡単になるというメリットがあります。
平屋の家を建てるデメリット
1.広さを確保しようとすると坪単価が高くなる
平屋で2階建てと同じ床面積の家を建てようと考えると、当然それなりの広さが必要になります。
広い土地が必要になりますし、基礎工事の面積も広くなるため、坪単価が高くなります。
そのため、なるべく解放的な間取りにし、部屋を広く使う工夫をする必要があるでしょう。
平屋では柱が多いため解放的な間取りが難しいとされていますが、最近では建築技術の向上により、開放的かつ耐震性も高い間取りが可能になっています。
2.採光が難しい
平屋は構造上どうしても光を取り入れづらく、家の中心部が暗くなりがちです。
しかし、天窓を作ったり開放感のある間取りで窓を大きくとり、採光性を上げることで解決できます。
3.防犯性・プライバシーの確保が難しい
平屋は1階に大きな窓を配置するため、防犯面の不安やプライバシーの確保が難しくなります。
防犯フィルムや二重窓の採用など、外構を工夫してプライバシーを確保する工夫をしましょう。
平屋は二階建ての家より高い?
「平屋の家は二階建ての家よりも高い」そんな噂を耳にしたことはありませんか?
平屋が二階建てよりも高いと言われる理由は、平屋の方が坪単価が高くなりやすいためです。
二階建てと同じ述床面積で建てる場合、どうしても基礎工事や屋根に多く費用が掛かってしまいますし、収納などを作るスペースが限られてしまうため、ロフトなど収納のための設備を作ろうとすると、その分金額も跳ね上がってしまうのです。
平屋の価格相場は?
では、平屋の価格相場はいくらくらいになるのでしょうか?
平屋の相場は、家がどれくらいの規模になるかで変わります。
二階建てとは違い、延床面積の広さ=家の大きさになりますので、「広い家を建てよう」と思った場合、坪単価の相場は50~70万円近くになってしまいます。
少し高いかな?と思う値段ですよね。
ハウスメーカーによっては二階建てを標準としているために平屋用に作られた資材は乏しく、坪単価相場が跳ね上がることもあるのです。
平屋をローコストで建てるポイント
では、どのようにすれば平屋を安く、ローコストで建てることができるのでしょうか?
月々の住宅ローンの返済を考えると、少しでも費用を抑えたいですよね。
その為にはまず、規格住宅や建売住宅ではなく注文住宅を検討するようにしましょう。
一般的に注文住宅と聞くと、どうしても費用が高くなってしまうイメージがあると思いますが、実は注文住宅で家を建てることによって、費用を安く抑えられるというメリットがあるのです。
平屋を注文住宅で建てるとどうして安くなる?
ではなぜ、注文住宅で平屋の家を建てると費用が安くなるのでしょうか?
実は、それには以下のような安くできる理由があるからです。
注文住宅が安く家を建てられる3つの理由とは?
1.不要な設備・機能を無駄なくコストカットできる
建売住宅や規格住宅の場合、予め決められた設備・機能が装備されていますので、例え必要のない設備・機能があったとしても、その部分の費用を削っていくことができません。
反対に注文住宅で建てる場合は、自由に設備・機能を決めることができますので、必要のないモノを削り、予算を削減していくことが可能です。
流行のシステムキッチン、システムバス、床暖房等に憧れる方は多いのですが、どうしても高価になってしまいます。
本当に必要な設備・機能なのかを判断していくことでコストカットに繋がります。
2.設備メーカーを自分で選択可能
ハウスメーカーの標準仕様は、有名メーカーの設備一式で揃えられていることが多く、どうしても過度な機能、高価な設備が多くなります。
しかし、注文住宅で平屋の家を建てることによって、トイレ・洗面台・お風呂等の水周りはもちろん、照明器具・ドア・断熱材のメーカーを自分で選ぶことができます。
例えば、国内外の安いメーカーを選ぶことにより、数十万円~数百万円の削減が可能です。
同様のクオリティの設備を安価で提供しているメーカーもありますので、担当者とよく相談してメーカーを選ぶようにしましょう。
3.外装や内装に掛かる費用をコストカットできる
注文住宅の場合、家の外装(外壁)や内装部分まで自分で選択することができます。
例えば、面積が多く費用が掛かりがちな外壁や屋根は、費用の安い既製品にすることでコストカットができます。
また、内装部分に関しては、
- 玄関ドアは安価な方開きにし、窓の数は必要最低限にして工事費を削減
- 造り付け家具はオープンなものにする(収納力のあるものはコスト高)
- 収納専用の部屋を作ることで、各部屋の収納工事費を削減
上記のような工夫をすることで、大幅なコストカットに繋がります。
以上のように、注文住宅最大のメリットである、
自分達の希望する間取り・設備・機能で家を建てられるというメリットを最大限に活かすことで「無駄なコスト」を抑えることができ、結果、規格住宅や建売住宅よりもローコストで平屋の家を建てられることもあるのです。
予算に合ったシンプルな家づくりを心がける
平屋の家をローコストで建てるには、なんといっても不要なオプション削減に努めることです。
もちろん、適当な家を建てるということではなく、耐震性や材質など、こだわるべき部分はこだわり、不必要な部分は、ある程度は妥協するということです。
例えば、家は正方形・長方形に近い形にし、凹凸のない屋根の形をチョイスするようにしましょう。
複雑なデザイン住宅にすると、その分資材を多く使うことになり、想像以上にお金がかかってしまうのです。
特定の規格で大量に造られた資材を活用することで、メーカーは材料費を削減しているのです。
もしセットプランを利用するのなら、なるべくオプションを使わずにそのままのデザインを活かせる間取りや内装にしましょう。
部屋数を抑えた間取りにする
平屋の家を1000万円台に抑えるためには、シンプルな家にすることが重要です。
壁の材料費が少なければ、その分工費は抑えられます。
ですので部屋数は必要最低限にして、開放的なデザインの間取りにしましょう。
たとえば、キッチン、ダイニング、リビングは全て壁で仕切る必要はないですよね。
そして、開放的なデザインの間取りは工費の節約になるだけではありません。
- 窓からの明かりを取り入れやすく、とても明るい空間になる 。
- 仕切りが少ないことで冷暖房費も節約できる。
- 開放的な間取りで家族のコミュニケーション向上に繋がる。
- 子供の健全な成長に繋がるといったデータも。
などといった嬉しいメリットもあります。
おしゃれなデザイン住宅にしたい場合は、ひとまずシンプルな家を建てて、自分でDIYをするという方法もオススメですよ。
平屋の家を安く建ててくれる住宅会社は?
「平屋の家を建てるなら、地元の工務店に頼む方が安い」
と思われている方も多いのですが、実はハウスメーカーの方が安くなる場合もあります。
先ほど、家のコストを抑えるためには部屋数を最小限に抑え、開放的な間取りにする必要があるとご説明しました。
ですが、一般的な工務店が用いる在来軸組み工法では、開放的な間取りにすることが難しいのです。
なぜかと言うと、部屋数を少なくするということは、その分柱の本数(間仕切り)も減ってしまうので、家としての強度を保つことができません。
そうすると、強度不足を補うためにランクの高い構造材(梁)を使うことになってしまい、逆に費用がかかってしまうのです。
一方、ハウスメーカーの工法では、開放的な間取りが実現できるよう標準化されていることが多く、間仕切りを減らしても耐震強度に影響がありません。
結果、コストを抑えることが可能なのです。
そして何より、一定ライン以上の品質の資材を使ってもらえるという安心感があります。
今は、1000万円台の予算でも建築可能なローコスト住宅のセットプランを用意している住宅会社も多数ありますので、じっくりと比較検討してみてください。
以上のように、ほんの少しの工夫をすることで、1000万円台の予算でも平屋の家を建てることが可能になるのです。
重要!住宅会社選びは慎重に
そしてもう一点、平屋の家をローコストで建てるために重要なこと。
それは、なるべく多くの住宅会社に見積り依頼を出し、しっかりと比較・検討することです。
なぜならば、ハウスメーカーや工務店によって、同じプラン内容でも金額に大きな差がでることもあるからです。
例えば、
「他社より車1台分(150万円)安い住宅会社が見つかった!」
「3社に断られたけど、予算内で建ててくれる工務店が見つかった!」
という話しも珍しくありません。
また、複数社に見積もり依頼をし、各住宅会社から提案を受けることで、
- こちらの要望を取り入れた見積もり内容か?
- 住宅会社の対応は丁寧か?
- すばやく対応してくれるか?
上記の内容を参考に、信頼できる住宅会社を厳選していくことができます。
もちろん安さが第一条件ではありますが、費用面だけを重要視して住宅会社を決めてしまった場合、
- 住宅会社の対応が悪く、不安に感じる…
- 見積もり金額より費用が高くなった…
- イメージしていた平屋が建たなかった…
などといった事例もあります。
後々のメンテナンスでお金がかかっては意味がありません。
将来損をしないよう、信頼できる住宅会社なのかをしっかりと見極めるようにしましょう。
住宅会社を効率よく見つけるには
では、どうすれば効率よく、信頼できる住宅会社から平屋の見積もりを取ることが出来るのでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、累計112万人が利用する「タウンライフ」というサービスを利用する方法です。
タウンライフとは、自宅にいながら複数の優良住宅会社に対して一度に見積もり依頼(相見積もり)ができるサービスのことで、希望する予算を指定したうえで見積もり依頼ができるというメリットがあります。
例えば希望予算が「1000万円台」の場合、タウンライフにて下記のように入力して申し込みをします。
上記のように申し込みをすることで、複数の住宅会社から1000万円台の見積もりプランを作成してもらうことが可能です。
そして、各社から出た見積もり内容をしっかりと比較することで、希望予算内で、尚且つ、好条件で家を建ててくれる住宅会社を簡単に見つけることができます。
希望予算内で複数の住宅会社のプランを比較されたい方や、予算をオーバーしないか心配な方にもオススメです。
また、その他のメリットとしては、
- ハウスメーカーや工務店などのプランを、効率よく比較できる
- 同等(それ以上)のプランで家を安く建ててくれる業者を探せる
- 厳格な国家基準をクリアした業者に依頼が出来るので安心
- 業者と会う必要が無いので、売り込みプレッシャーを受けづらい
- 自宅で簡単に複数社に見積り依頼が出せる
- 希望に沿った間取りプランを無料で作成してもらえる
といった嬉しいメリットがあります。
タウンライフは、空いた時間に無料でご利用いただけますので、住宅会社探しの第一歩として、ぜひ活用してみてくださいね。