1000万円で家を購入した際の賢い住宅ローン返済方法

1000万家ローン 1000万円の家の注意点

新築の家を購入する上で切り離せないもの。

それは住宅ローンです。

1000万円で家を建てるとしても、ポンと全額即金で出せる方はあまりいないですよね。

また、住宅ローンを組むにしても、審査に通らなかったり、月々の返済で日々の生活に負担をかけてしまっては元も子もありません。

では、どのようにして返済していけばよいのでしょうか?

このページでは、1000万円で家の購入をご検討されている方に向けて、住宅ローンの賢い返済方法についてお話したいと思います。

住宅ローン3つの豆知識

「住宅の建築契約を結んだのでローンを組みます!」

当然、それだけではお金を借りることはできません。

皆様もご存知の通り、各金融機関には厳格な審査があります。

住宅ローンの審査、お得な返済方法、月々の返済金額について、詳しくお話ししていきたいと思います。

1.住宅ローンの審査基準は?

未払いのクレジット

「審査に通るか通らないか?」

これは、住宅ローンをこれから組まれる方なら誰もが不安に思うことですよね。

住宅ローンの基礎知識として、他のローンやクレジットカードの支払いに延滞があり、信用情報に問題があると審査に通りづらくなってしまいますので、まずは可能な限り返済を済ませてから審査に望むようにしましょう。

また、勤続年数、勤務先、年収も住宅ローンの審査対象になってきます。

嘘をついてしまうと信用が落ちるだけですので、正直に申告するようにしましょう。

借り入れのできる最低年収は?

借り入れのできる最低年収は、だいたい200万円から300万円が目安と言われています。

また、無理のない借り入れ額は年収の25%までです。

例えば35年ローン、変動金利1.25%で計算した場合、

  • 年収200万円の方=1394万円まで
  • 年収300万円の方=2108万円まで
  • 年収400万円の方=2822万円まで

以上が、安全な借入額の目安となります。

2022年の金利は?

2022年の変動金利(都市銀行)は約0.375~0.725%、
10年固定金利(都市銀行)は約0.695~1.750%、
全期間(35年)固定金利(都市銀行)は約1.040~1.750%となっています。

低金利の場合、最後まで固定金利が保証されている場合は少ないので注意が必要です。

また、変動金利の場合は今よりも金利が上がる可能性もしっかりと視野に入れておく必要があります。

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2.繰上げ返済で利息を節約!?

例えば年間金利2.3%、20年ローンで計算した場合、1年目の金利が約22万5000円になります。

仮に20年ローンだったとすると、最終的に約248万円も余分に返済することになります。

しかし、この金利を減らすための方法があります。

それは、ボーナスなどを利用して、お金に余裕があるタイミングで積極的に繰上げ返済をすることです。

当然、早くローンを返せば掛かる金利も減りますよね。

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3.1000万の借入だと月額いくら位になる?

月の支払いイメージ

月々の支払い金額は、選んだローンの金利や借入額、返済年数で大きく変わります。

1000万円を借りるとして、返済年数によってどれくらいの金利が発生するかも含めて検討しましょう。

例えば1000万円を30年間支払う計画ですと、月辺りの支払いは約4~5万円ほどになります。

ボーナス払いを含めたローンもありますが、最近の情勢では10年後、20年後にボーナスがきちんと出る保証はありませんので、出来れば避けたほうが良いでしょう。

もしボーナスが出たなら繰上げ返済を行えば良いのです。

まずは最適な住宅ローン選びを

家の中で微笑む家族

ローン選びのポイントとしては、まずは審査に通る無理のない借り入れであること、そして、これから先数年のことだけではなく、ローン返済終了までのしっかりとしたビジョンを持つことが大切です。

たとえ今は無理のない返済額に思えても、老後になっても払い続けなければならないほどの年数をかけていては意味がありません。

月の支払い金額を多少増やしてでも、支払い期間と金利を減らすのも選択肢のひとつです。

ネットにはローンの支払いシュミレーションができるツールもありますので、そういったものを活用し、しっかりと計画を立ててみてくださいね。

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