2025年現在、建築資材・人件費の上昇やZEH等の性能標準化により、坪単価は2019年比で概ね15〜25%上昇しています。
単なる価格表だけでは“本当に自分に合うか”は分かりません。
本記事では、大手ハウスメーカー10社の最新相場(坪単価)と工法・特徴を整理し、実際に建てた方のロング体験談(原文そのまま)を併載。
坪単価の正しい見方→比較表→メーカー別+体験談→坪単価を下げるコツ→FAQ→まとめの流れで、後悔のない意思決定をサポートします。
- 大手ハウスメーカーの坪単価とは?前提と注意点
- 【比較表】大手ハウスメーカーの坪単価(2025年目安)と工法・強み
- メーカー別|坪単価の目安・特徴・実例
- 【体験者が語る】坪単価を下げる3つのコツ
- 【地域別】大手ハウスメーカーの坪単価目安(2025年)
- 【階数・形状別】坪単価の目安と上がりやすい理由
- 大手ハウスメーカーの坪単価に関するよくある質問
- Q1. 2025年の「普通の坪単価」っていくらくらい?
- Q2. 鉄骨住宅は木造より高いって本当?
- Q3. 住宅展示場で見た家と同じ仕様で建てられるの?
- Q4. 地域や時期によって坪単価は変わる?
- Q5. 坪単価だけを見て比較していいの?
- Q6. 坪単価に入っていない費用ってどんなもの?
- Q7. 平屋は二階建てより高いの?
- Q8. 狭い土地や三階建てだと費用は上がる?
- Q9. 二世帯住宅はどれくらい割高?
- Q10. UA値とかC値って何?どのくらいが良いの?
- Q11. 相見積もりは何社くらい取ればいい?
- Q12. 値引きはどのくらいしてもらえる?
- Q13. 家づくりにかかる総額はどうやって計算するの?
- Q14. ローン金利で支払い総額はどれくらい変わる?
- Q15. 地盤改良や解体・外構の費用ってどのくらい?
- 【まとめ】坪単価は“数字”よりも、暮らしに合うかが大切
大手ハウスメーカーの坪単価とは?前提と注意点
坪単価の定義と、よく含まれない費用
坪単価は建物本体価格 ÷ 延床面積(坪)。ただし本体には含まれない費用が多数あります。
- 付帯・別途:地盤改良、屋外給排水、外構、照明・カーテン、申請・登記 など
- 諸経費:設計料、現場管理費、ローン諸費用、火災保険 など
- 地域差:職人単価、輸送費、寒冷地仕様 等
数字の比較は総額(本体+付帯/別途+諸経費)で行うのが鉄則です。
“同条件”で比べるための3ルール
- 表記統一:「万円/坪(税別 or 税込)」を明記
- 標準仕様の線引き:モデル仕様≠標準。設備は型番・数量で確定
- 同条件見積:延床・形状・仕様を固定して3社以上で横並び比較
【比較表】大手ハウスメーカーの坪単価(2025年目安)と工法・強み
以下は2025年時点の実勢レンジ目安です(仕様・面積・地域で変動)。最新は各社見積でご確認ください。
| メーカー | 坪単価の目安(万円/坪) | 主な工法 | 特徴 / 注目点 |
|---|---|---|---|
| 積水ハウス | 70〜100 | 軽量鉄骨・木造軸組 | 商品ラインナップ豊富/ZEH・高断熱標準化 |
| 大和ハウス | 65〜90 | 軽量鉄骨・木造軸組 | 外張り断熱「XEVO」/制震・防犯配慮 |
| ミサワホーム | 65〜85 | 木質パネル・重量鉄骨 | 「蔵のある家」/デザイン受賞多数 |
| 住友林業 | 75〜100 | 木造軸組(BF/MB) | 木の質感×自由設計/高耐震・長期保証 |
| セキスイハイム | 65〜85 | 鉄骨ユニット | 短工期・工場品質/太陽光標準が強み |
| パナソニックホームズ | 70〜95 | 鉄骨(ユニット) | スマート設備連携/高耐久・防錆 |
| 三井ホーム | 80〜100 | 木造軸組・2×4 | 高級感デザイン/全館空調の快適性 |
| ヘーベルハウス | 75〜95 | 鉄骨系プレハブ | ALC(へーベル板)/耐火・制震・長寿命 |
| トヨタホーム | 65〜85 | 鉄骨ユニット・軽量鉄骨 | トヨタ式生産/長期保証・高精度施工 |
| 一条工務店 | 65〜85 | 木造軸組(2×6) | 「家は性能」/高断熱・床暖房など標準 |
※単位:万円/坪(目安)。条件により上下します。
メーカー別|坪単価の目安・特徴・実例
ここからは、実際に大手ハウスメーカーで家を建てた方々のリアルな声を交えながら、各社の特徴・坪単価の目安を紹介します。
積水ハウス|坪単価の目安:70〜100万円/坪
- 工法:軽量鉄骨・木造軸組
- 特徴:ラインナップ豊富/省エネとデザインのバランス/ダインコンクリート外壁など
積水ハウスの口コミ評判は?
Sさん:岡山県/30代男性
私が積水ハウスを選んだ理由は、一年間住んでいたアパートが積水ハウス関係で、デザインが気に入っていたからでした。
営業担当者の方も親切丁寧で、ちょっとしたことで相談しても大変満足のいく対応をしてくれました。
実際建てた家も、外装、内装、耐震性等思った通りの物で満足しています。
これから先何年も住むことになりますが、なんの不安もない造りだと思います。
また、1年、3年、5年、10年とアフターメンテナンスもあるので安心です。
積水ハウスで建てて良かったと思います。
大和ハウス|坪単価の目安:65〜90万円/坪
- 工法:軽量鉄骨・木造軸組
- 特徴:外張り断熱「XEVO」/省エネ・防犯配慮/メンテ体制が厚い
大和ハウスの口コミ評判は?
Mさん:岡山県/20代男性
私達家族が大和ハウスを選んだ理由は、地震に強くアフターメンテナンスもきちんとしている
という評判を聞いたことがあったことと、親戚からの紹介もあり安心感があったからです。
営業の方の対応はとても良く、分からないことや疑問に思っている事は詳しく分かりやすく説明してくれたのでとても助かりました。
大和ハウスの家は、夏は涼しくて冬は暖かいので、小さい子供がいる我が家にはとても住みやすく、天井が高く広く感じるので解放感もあります。
シンプルな内装なので飽きもこず、とても満足して過ごせています。
また、定期的に無料の点検をしてくれるので、とても安心して暮らすことが出来ています。
ミサワホーム|坪単価の目安:65〜85万円/坪
- 工法:木質パネル接着工法・重量鉄骨
- 特徴:「蔵のある家」/デザイン受賞多数/パネル接着+ボルトで高耐震
ミサワホームの口コミ評判は?
Yさん:北海道/40代女性
ミサワホームを選んだ理由は、「蔵のある家」が魅了的だったことと、営業担当さんの感性が、非常に私たち夫婦と似ていたことです。
その方が営業担当になられたのは最近だったようで、お金関係のことはあまり強くなく時々困ることもありましたが、何よりも親身に相談に乗って下さり、色々と融通を効かせてくれました。
現場担当の方との意見の食い違いをうまく擦り合わせてくれたり、色々な制度を使えるようにしていただけたりと気配りがとても素晴らしかったです。
ミサワホームの家は暖く、地震にすごく強いです。
スマホの緊急地震警報が鳴った時も、いつ地震が来たのか分からないくらい揺れませんでした。
アフターメンテナンスもしっかりしていて、定期検査の他に不具合が出るとすぐに対応して下さるので、今のところ何も不具合も不都合もありません。
費用は掛かりましたが、長期優良住宅に認定されたことで受けられる恩恵も大きいです。
住友林業|坪単価の目安:75〜100万円/坪
- 工法:木造軸組(BF/MB構法など)
- 特徴:木材品質と設計自由度/換気・素材の知見が深い/長期保証
住友林業の口コミ評判は?
Kさん:愛媛県/20代女性
以前母が家を建て直す時に、様々な大手ハウスメーカーの見学に一緒になって着いていったのですが、「シックハウス症候群がある」という悩み伝えた際、どうすれば良いのかを一番丁寧に答えていただいたこと、そして兄が働いていたこともあり、他社と比較した結果、住友林業で家を建てました。
営業の方は、CMで有名な、BF(ビックフレーム)での建て方をすすめてこられましたが、MB(マルチバランス)で建てると50万ほど安くなりこと、そして他の大手ハウスメーカーさんよりは耐久性があったので、値段を取りMBでの建て方にしました。
それでも嫌な顔せず、とても丁寧に親切に話を進めてくれました。
電気を使った24時間換気システムなので、実際住んでみても、そこまでシックハウス症候群に苦しむことはありませんでした。
他の大手ハウスメーカーさんは10年単位でのメンテナンスに対し住友林業さんは30年と単位ということです。
3ヶ月、1年、2年、3年と無料メンテナンスもつきます。
他社よりも住友林業は高めですが、アフターメンテナンスの費用を先払いしたと考えると他の大手ハウスメーカーさんよりも安いです。
セキスイハイム|坪単価の目安:65〜85万円/坪
- 工法:鉄骨ユニット(工場比率高)
- 特徴:短工期・品質安定/太陽光・蓄電によるスマート化
セキスイハイムの口コミ評判
Mさん:宮城県/30代男性
当時住んでいた家の、一番近い場所にセキスイハイムの展示場があり、実際に行ってみたのが家を建てたきっかけです。
営業の方から具体的な金額などの説明を聞き、テンションが高くなり、そのまま他を見ることなく勢いで決めました。
また、担当してくださった営業の方は誠実な方でした。
当初、予定金額のローンが組めなさそうで、申込み自体を諦めようかと考えていましたが、的確にアドバイスをしていただいたり、何社も金融機関を紹介してくだいました。
実際に住んでみると、CMの通り冬は暖かいです。
ただ、乾燥するので加湿器必須です。
夏はそれなりに暑くなりますが、追加でエアコンを入れなくても扇風機と快適エアリーのみですみます。
住んで5年ほどですが、不都合を感じる事はありません。
パナソニックホームズ|坪単価の目安:70〜95万円/坪
- 工法:鉄骨(ユニット)
- 特徴:家電・設備のスマート連携/高耐久・防錆/二世帯やZEH提案に強い
パナソニックホームズの口コミ評判は?
Jさん:岡山県/20代女性
当時住んでいたアパートの近くで、パナホーム住宅の完成見学会をしており、実際に見に行ってみて「自分達の予算でも建てられる」と分かり決めました。
営業の方も丁寧で、各商品の特徴も分かりやすく教えてくれました。
また、ローンの支払いに関しても分からない所はすぐに答えてくれて信頼できました。
自分達の希望した間取りが実際に建てられて感動しました。
細かな所では、各部屋の壁紙からバスタブなども自分達で選べたので、とても愛着を持って使えています。
アフターメンテナンスに関しては、『パナホームあんしん倶楽部』という保険に入っているので、
通常の定期点検にプラスして安心感があります。
その保険では、太陽光を付けて天候が優れない日が続き、予定より売電出来なかった際の保証もしてくれるので嬉しいです。
三井ホーム|坪単価の目安:80〜100万円/坪
- 工法:木造軸組・2×4
- 特徴:高級感のあるデザイン/全館空調が人気/木造耐火認定
三井ホームの口コミ評判は?
Sさん:埼玉県/女性
三井ホームを選んだ理由は、まず家のデザインがとても好みだったんです。
「家を建てるなら三井ホームさんが良い!」と昔から決めていたくらいで。
それと、もう一つは夫が「全館空調を絶対に入れたい」と希望していたんです。
三井ホームさんは、全館空調を得意とする会社でもあったので、夫婦共に希望が合致していたので直ぐに決まりました。
営業の方の対応もとても良くて、丁寧にいろんなアイデアを提案してくれました。
特に私の所の営業担当の方は建築士の免許も持ってる方だったので、家の窓一つ付けるにもカッコイイ位置でのバランスに気を遣ってくださったり、また構造上でも地震に強い家を考えてくれたりと至れり尽くせりで安心してお任せできました。
家を建ててから2~3年は家が動くと言われていて、その間に壁紙が歪んだり亀裂が入ったりするなんてことを聞いていましたが、そういうことも全くありませんでした。
現にもう10年近く住んでいますが、何のトラブルもなく本当に大満足の家です。
夫の希望してた全館空調も快適ですしね。
アフターメンテナンスは1年・3年・5年と見てもらいましたが特に問題ありませんでした。
本当に三井ホームに頼んで良かったです。
ヘーベルハウス(旭化成)|坪単価の目安:75〜95万円/坪
- 工法:鉄骨系プレハブ
- 特徴:ALC(へーベル板)/耐火・制震・長寿命/ロングサポート
へーベルハウスの口コミ評判は?
Eさん:三重県/女性
私がヘーベルハウスを選んだ理由は、色々な大手ハウスメーカーを比較した中で、特にしっかりとした耐震工事をしてくれそうだったので決めました。
営業の方には何度も家の設計図を書き直してもらい、自分が納得するまで付き合ってもらいました。
アフターメンテナンスに関しては、いくつか不具合が出た時にも、夜にも関わらずきちんと対応をしてくれました。
その後も何度かお世話になりましたが業者の方の対応もとてもよかったです。
トヨタホーム|坪単価の目安:65〜85万円/坪
- 工法:鉄骨ユニット・軽量鉄骨
- 特徴:トヨタ式の工場生産で高精度/耐久・防錆/長期保証
トヨタホームの口コミ評判は?
茨城県/30代男性
トヨタホームを選んだ理由として、営業の方がこちらの状態を良く分かっていると思ったからです。
ほかのHMにはない気遣いがありました。
また、土地を厳選した場所から探していただけた事と、トヨタ生産方式を取り入れ、無駄をなくし価格を下げている事も重要なポイントでした。
実際に住んでみて思ったことは、悪いところもなければ特別優れているところもない
といったところでしょうか。
もちろん、予算を上げれば優れた家になったとは思うのですが、私の人生ではここまでの価格が限界だと思い断念しました。
アフターメンテナンスについては60年という長期保証があるので
安心しています。
一条工務店|坪単価の目安:65〜85万円/坪
- 工法:木造軸組(2×6)
- 特徴:「家は性能」思想/高断熱・高気密を標準で用意/全館床暖房
一条工務店の口コミ評判は?
神奈川県/30代女性
「家は性能」という、一条工務店ならではの気密性の高い住宅に惚れました。
全館床暖房が入っているのも売りで、冬は本当に暖かく過ごせることが魅力的でした。
営業さんはガツガツしていなくて、紳士的な方ばかりです。
家を作るにあたり、とてもたくさんの時間打ち合わせをすることになります。
常に丁寧で誠実さが滲み出ているような営業さんでしたので、苦痛に思うことなく打ち合わせを終えられました。
一条工務店の家は外の音がほとんど聞こえず、また家の中の音も漏れることはないので静かに安心して暮らすことが出来ます。
またロスガードという24時間換気システムも付いていて、空気清浄機のような役割をしてくれるので毎年花粉症に悩まされていましたが楽になりました。
クロスの張り具合など何か気になるところがあれば、営業さんがすぐに来て直してくれたりもするのでとても心強いです。
また、アプリもあるので、不具合があった時はそちらを利用してもいいのでアフターケアの面でもとても安心です。
【体験者が語る】坪単価を下げる3つのコツ
1. 形状・間取りをシンプルに(総2階・凹凸最小化)
- 外皮面積と構造負担を減らして材料・施工コストを圧縮
- 開口計画(窓のサイズ・種類・数)を最適化
2. 「削らない所」と「調整する所」を分ける
- 削らない:断熱・窓・換気・防水・構造(長期の快適&耐久に直結)
- 調整する:内装材の一部、造作家具、外構スコープ、設備の面材・色
例:窓種と数量の最適化で50万円程度圧縮/造作棚をDIY化で数十万円調整 など。
3. 同条件で3社相見積(仕様表固定)
- 延床・形状・断熱・窓・外壁・水回りの型番/数量を固定して比較
- 見積は本体+付帯/別途+諸経費の総額で横並び
- モデル仕様の“紛れ込み”を防ぐ(標準/オプションの境界を明記)
【地域別】大手ハウスメーカーの坪単価目安(2025年)
エリアごとの人件費・輸送費・寒冷地仕様などにより、同じ仕様でも価格は上下します。以下は大手ハウスメーカーの実勢レンジの目安です。
| 地域 | エリア例 | 坪単価の目安(万円/坪) | 補足(上振れ要因) |
|---|---|---|---|
| 北海道・東北 | 札幌・仙台 など | 70〜95 | 寒冷地仕様(高断熱窓・断熱厚増)、暖房設備の強化 |
| 関東(都心部) | 23区・横浜中心部 など | 75〜100 | 職人単価高め、狭小/防火・準防火、三階・RC混在 |
| 関東(郊外) | 多摩・埼玉・千葉郊外 など | 65〜90 | 地価は影響せず施工条件で上下(開口・外壁など) |
| 中部 | 名古屋・静岡・長野 など | 65〜90 | 寒暖差対応、省エネ仕様/山間部は輸送費増 |
| 近畿(都市部) | 大阪市・神戸中心部 など | 70〜95 | 準防火・狭小対策、三階・ビルトインで上振れ |
| 近畿(郊外) | 北摂・京阪神郊外 など | 65〜90 | 地盤改良の有無で別途費用差 |
| 中国・四国 | 広島・岡山・高松 など | 60〜85 | 輸送距離・離島は上振れ |
| 九州・沖縄 | 福岡・熊本・那覇 など | 60〜85 | 台風対策・塩害配慮/輸送費で上振れ |
※単位:万円/坪。大手HMの実勢レンジ目安。仕様・面積・敷地条件・工期・地域の職人単価で変動します。
【階数・形状別】坪単価の目安と上がりやすい理由
同じ延床でも、階数や建物形状(凹凸・開口・ビルトイン)でコストは変わります。コスパ重視は「総二階+シンプル形状」が王道です。
| タイプ | 坪単価の目安(万円/坪) | 上がり/下がりの主因 | 施主メモ |
|---|---|---|---|
| 平屋(矩形・シンプル) | +5〜10(二階比) | 屋根・基礎が広く外皮面積増/土工も増加 | 段差なし・短い動線の快適性は高い |
| 二階建て(総二階・矩形) | 基準帯(最安になりやすい) | 外皮コンパクト/構造・足場効率が良い | コスパ重視はここが最強 |
| 二階建て(凹凸・大開口あり) | +3〜8 | 外壁・屋根の増加/構造補強/サッシ費用増 | 意匠は魅力、窓の型番/数量で最適化を |
| 三階建て(準防火/防火地域) | +5〜15 | 構造補強・耐火仕様・階段/設備増・足場費 | 狭小地はHM選定で差(得手不得手) |
| ビルトインガレージ有 | +3〜10 | 大開口・防火・構造補強/シャッター仕様 | 騒音/排気計画も合わせて確認 |
| 吹抜・スキップフロア | +2〜6 | 耐力壁不足を補う補強・断熱/空調負荷 | 空調計画(吹抜上部の夏/冬)必須 |
※単位:万円/坪。二階建て(総二階・矩形・過剰な開口なし)を基準にした増減イメージです。実際の金額は仕様・面積・地域・敷地条件で変動します。
※本表の坪単価レンジは、主要ハウスメーカーの公式資料・見積事例・公的統計(住宅市場動向調査など)をもとに、2025年10月時点で編集部が整理した実勢目安です。
大手ハウスメーカーの坪単価に関するよくある質問
Q1. 2025年の「普通の坪単価」っていくらくらい?
A. 大手ハウスメーカーの多くは、1坪あたり65〜90万円が目安です。
木造か鉄骨か、断熱性能(どれだけ暖かい家か)、窓や外壁の種類によって金額が変わります。
最近はZEH対応(省エネ住宅)や太陽光付きプランが増え、80万円を超えるケースも珍しくありません。
Q2. 鉄骨住宅は木造より高いって本当?
A. 一般的には鉄骨の方が5〜10万円/坪ほど高くなる傾向があります。
鉄骨は頑丈で耐震性に優れますが、材料費が高いためです。
ただし、同じ間取り・広さでも外壁や設備の仕様によって逆転することもあるため、必ず同条件の見積りで比べましょう。
Q3. 住宅展示場で見た家と同じ仕様で建てられるの?
A. 展示場の家は「モデル仕様」で、実際よりもオプション(追加設備)が多めです。
見た目が素敵でも、標準仕様ではないことが多いので注意!
気に入った設備やデザインがあれば、「これは標準ですか?オプションですか?」と確認しておきましょう。
Q4. 地域や時期によって坪単価は変わる?
A. はい、変わります。
地域によって職人さんの人件費・運搬費・断熱仕様などが違うためです。
また、3月・9月の決算期や展示場キャンペーンの時期は、値引きや特典が出やすい傾向があります。
Q5. 坪単価だけを見て比較していいの?
A. NGです。
坪単価はあくまで「家本体の目安価格」。
実際はこれに付帯工事費・諸経費・外構費などが加わります。
家の性能(断熱・気密)、保証内容、メンテナンス費まで含めて総額で判断することが大切です。
Q6. 坪単価に入っていない費用ってどんなもの?
A. 以下のような費用は「坪単価」に含まれません。
- 地盤改良工事(0〜150万円)
- 水道・ガス・電気などの引き込み工事(20〜80万円)
- 外構工事(駐車場・フェンス・庭などで100〜300万円)
- 登記費用・火災保険・ローン手数料など(30〜80万円)
合計で本体価格の10〜20%ほどが追加になると考えておきましょう。
Q7. 平屋は二階建てより高いの?
A. はい、一般的には坪単価が5〜10万円ほど高くなります。
理由は、同じ床面積でも屋根と基礎の面積が広くなり、資材費が増えるため。
もし予算を抑えたいなら、総二階建て+シンプルな形がコスパが良いです。
Q8. 狭い土地や三階建てだと費用は上がる?
A. はい、上がる傾向があります。
狭小地や三階建てでは構造補強・防火仕様・足場工事などが必要になり、坪単価が5〜15万円程度アップすることも。
都市部では「狭小住宅に強いメーカー」を選ぶのがポイントです。
Q9. 二世帯住宅はどれくらい割高?
A. 水回りや電気設備が2セットになるため、通常より10〜20%ほど高くなります。
「玄関・お風呂・キッチンを共用」にすれば費用を抑えられます。
完全分離型はプライバシーが守れる反面、コストは上がります。
Q10. UA値とかC値って何?どのくらいが良いの?
A. 難しく聞こえますが、どちらも家の「性能」を表す数字です。
UA値=断熱性能(熱が逃げにくい)/C値=気密性能(すきまが少ない)を意味します。
数字が小さいほど性能が高く、UA値0.46以下、C値1.0以下が理想です。
→「冬あたたかく・夏すずしい・光熱費が安い家」にしたいなら、この数値を確認しましょう。
Q11. 相見積もりは何社くらい取ればいい?
A. 3〜5社がちょうど良いです。
1社だけだと相場が分からず、10社以上だと比較が大変。
同じ間取り・断熱仕様・外壁材で依頼すると、正確な比較ができます。
Q12. 値引きはどのくらいしてもらえる?
A. 時期や会社によりますが、本体価格の2〜5%程度が一般的です。
おすすめは、他社の正式見積を提示して「同条件での調整」をお願いすること。
ただし、単に「もっと安くして」ではなく、条件をそろえた交渉が信頼されやすいです。
Q13. 家づくりにかかる総額はどうやって計算するの?
A. 簡単な目安式があります。
総額 = 坪単価 × 延床坪数 + 付帯・諸経費 + 外構
例)坪単価80万円 × 35坪 + 15%の諸経費+外構200万円 → 約3,400万円前後
土地・家具・カーテンなどは別費用です。
Q14. ローン金利で支払い総額はどれくらい変わる?
A. 金利がわずかに違うだけで、支払い総額は大きく変わります。
例)3,400万円を35年ローンで借りた場合:
金利1.0%→利息約630万円、金利1.6%→約1,050万円。
金利や団信(保険)の内容まで比較するのが、後悔しないコツです。
Q15. 地盤改良や解体・外構の費用ってどのくらい?
A. おおよその相場は以下の通りです。
- 地盤改良:0〜150万円(地盤の強さで変動)
- 解体工事:木造100〜200万円、RC造は割高
- 外構工事:100〜300万円(駐車場・門柱・フェンスなど)
これらは本体とは別見積もりになるため、最初におおよその金額を把握しておきましょう。
【まとめ】坪単価は“数字”よりも、暮らしに合うかが大切
坪単価はあくまで目安のひとつです。
同じ金額でも、構造・性能・保証・アフターサポートによって、住み心地や将来の満足度は大きく変わります。
この記事で紹介した最新の坪単価相場や実際に建てた人の声を参考に、まずは3社以上の見積りを同条件で比較してみましょう。
あなたの理想の暮らしに“ぴったり”な家づくりが見えてくるはずです。
※本記事の坪単価は2025年時点の目安です。条件により上下します。最新の価格・仕様は各社見積にてご確認ください。
後悔しない家づくりの方法とは?
「家づくりで絶対に失敗したくない」
「予算内で希望通りの家を建てたい」
「住宅会社の選び方が分からない」
「忙しくてなかなか住宅会社に行けない」
家は、一生に一度の大きな買い物です。
それだけに、上記のような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ネット等で家づくりに関する口コミや体験談などを見ると、
住宅会社の対応や営業の人柄に不満を感じ、結果、後悔や失敗に繋がってしまう人が多いようです。
家づくりで後悔しないために大切なこと。
それは、費用面や魅力的な広告に一喜一憂するのではなく、
- 本当に自分の建てたい家が建てられるのか?
- 誠実な対応で品質の高い家を建ててくれるのか?
この2つの基準で住宅会社を選ぶことが大切です。
そのためには複数社から資料を請求し、
各社のプラン内容や費用、そして住宅会社の対応をしっかりと比較し検討するようにしましょう。
その際にオススメなのが、累計112万人が利用するサービス「タウンライフ」の活用です。
タウンライフとは、厳格な国家基準をクリアした複数の住宅会社に、あなたの希望する予算内で、
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タウンライフを活用することで、
- 住宅会社に足を運ぶ手間が省ける
- 希望する予算内で家づくりプランを作ってもらえる
- 自宅にいながらじっくりと資料を比較できる
- 営業マンと直接向き合う必要がないので冷静な判断が出来る
- ネットでのやりとりなので提案を断る際も気を使いづらい
- 厳しい国家基準をクリアした信頼できる会社だけに依頼できる
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