注文住宅の相場はいくら?家づくりにかかる費用と予算の決め方

注文住宅の費用や相場情報

「注文住宅を建てよう!」と考えたとき、まず気になるのが建築費や坪単価など家に関する費用のことですよね。

適正価格で注文住宅を建てるためには、費用の相場をしっかりと押さえ、相場価格を越えない範囲で資金計画を立てる必要があります。

そこでこの記事では、実際に注文住宅を建てられた方の情報をもとに、注文住宅の相場や費用について詳しく見ていきたいと思います。

「なるべく予算を抑えたい」「相場よりも安く家を建てたい」

とお考えのみなさまの参考になれば幸いです。

100人に聞きました!注文住宅にかかった費用はいくら?

実際に注文住宅を建てられたことのある方100人を対象に、注文住宅にかかった費用についてアンケートを実施しました。

是非参考にしてみてください。

家本体にかかった費用はいくらですか?

アンケート実施期間:2018年8月9日~8月31日
対象地域:全都道府県
調査方法:クラウドワークスにて募集

費用グラフ

家本体にかかった費用 人数(%)
2000万円台 32
3000万円台 31
1000万円台 17
4000万円台 11
5000万円台 4
7000万円台 2
6000万円以上 1
8000万円以上 1
1000万円以下 1

土地の取得にかかった費用はいくらですか?

土地費用グラフ

土地の取得にかかった費用 人数(%)
0円(もともと所有していた・譲り受けた) 34
1000万円台 32
2000万円台 8
3000万円台 4
4000万円以上 2
不明 1

家本体にかかった費用は2000万円~3000万円台だった方が多く、土地の取得にかかった費用は、「もともと所有していた・譲り受けた」及び「1000万円台」の方が多いことが分かります。

ちなみに、二階建ての家が92%、三階建ての家が5%、平屋建ての家が5%という結果になりました。

ハウスメーカーと工務店の坪単価相場には違いがある?

家と家族

「ハウスメーカーと工務店のどちらで家を建てよう」と迷っておられる方も多いのではないでしょうか?

こちらでは、ハウスメーカーと工務店それぞれの坪単価相場の違いについてみていきたいと思います。

ハウスメーカーの坪単価相場は?

ハウスメーカーとは、全国に支社を展開する大手住宅会社のことを指します。

建築方法や建材が規格化されているため、住宅の品質が安定していることが特徴です。

ただし、ハウスメーカーと契約した場合も、実際に施工を請け負うのは地元の工務店となります。

価格帯はローコストからハイクラスまで幅広いですが、建築費用のなかに人件費や広告費が占める割合が高いため、坪単価は比較的高めになりやすいです。

ハウスメーカーの坪単価相場(本体工事費用のみ)

ハウスメーカーの種類 坪単価の相場
ローコストメーカー 30~50万円
一般ハウスメーカー 50~80万円
ハイグレードハウスメーカー 70万円~

工務店の坪単価相場は?

いっぽう工務店とは、地元密着型の住宅会社です。

受注した住宅は自社で建築します。

工務店も会社ごとに住宅の方向性が異なり価格帯が幅広いのですが、ハウスメーカーに比べると坪単価は安めです。

工務店の坪単価相場(本体工事費用のみ)

ハウスメーカーの種類 坪単価の相場
ローコスト工務店 30万円~
一般工務店 45万円~

失敗しない!正しい家づくり予算の決め方

家の予算を考える女性

建売住宅は総支払額が分かりやすいのですが、注文住宅の場合は計画を進めていくうちに想定外の出費が発生しやすいことが特徴です。

そのため自己資金は多いほど安心で、できれば総費用の20%ほど用意しておくと心強いでしょう。

また、住宅ローンは借りられる金額よりも、無理なく返せる金額かどうかが大切です。

先にもお話しましたが、毎月の返済が長期に渡るため、余裕のない計画を立てると、収入や支出に変化があった場合に家計を圧迫することにもなりねません。

借入可能額は年収の25%ほどが目安ですが、実際の返済負担率(年収に占める返済額の割合)は、20%までに抑えると安心感があります。

年収と毎月の返済額のバランスや、建物と土地にかける予算の配分をしっかり考え、無理のない資金計画を立てましょう。

相場よりも安く注文住宅を建てるには

坪単価が安いハウスメーカーや工務店に依頼さえすれば、相場よりも安く注文住宅が建てられるとは限りません。

坪単価は計算方法によって大きく異なってくるため、あくまでも目安のひとつと考えましょう。

複数の会社に相見積もりを取り、どの項目にどれだけのお金が掛かるのかを具体的に把握すれば、不要な部分の引き算がしやすくなります。

しっかりと相談に乗ってくれる建築会社を見つけて、理想の注文住宅を建ててくださいね。

「家の予算はできるだけ押えたい!」
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