「新築の一戸建てを建てる!」と決断した後に、どうしても悩むことになるのが『挨拶回りのタイミング』です。
- 新築の着工前にも挨拶回りをする必要がある?
- 新築の家へ引越した際はどのタイミングで挨拶回りに行く?
- 挨拶回りをする家はどこからどこまで?
- 挨拶回りには何を手土産に持っていくべき?
などなど、一見すると些細なことでも、挨拶回りをする当事者となると困ってしまうものです。
新築の家で新たな生活・良いスタートを切れるように、挨拶回りについてしっかりとチェックしておきましょう。
新築工事の着工前に挨拶は必要?
一般的には、「新築の挨拶回りは引越しの時だけで良い」とお考えの方も多いようです。
そのため、新築工事の着工前に行かなかったからといって、常識がない人間だ!とはなりません。
しかし実際には、新築工事中には車両の出入りや工事の騒音などでご近所に迷惑をかけることになります。
今後のことを考え、よりよい近所付き合いをするためには、やはり新築工事の着工前に挨拶に回るようにしましょう。
新築工事着工前の正しい挨拶のタイミング
新築工事着工前の挨拶のタイミングとしては『地鎮祭の当日』がベストでしょう。
また、手土産は新築の家へ引越した際の挨拶も必要なので安価な物でも大丈夫です。
住宅業者の中には粗品を用意してくれるところもありますで、その場合は用意してくれたものだけで構いません。
せっかくの準備が無駄にならないように、事前に確認しておくことをおすすめします。
留守の場合はどうする?
ただ、挨拶に回っても相手が留守のことがあります。
そんな時のために簡単な挨拶文も用意しておきましょう。
その中に、工事業者の担当者の名前と連絡先も入れておき、何かあった時の連絡先として指定しておきます。
それを粗品と一緒にポストに入れておけば再訪問する手間が省けます。
留守の家には、新築工事の様子を確認しに行った時にでも、改めて挨拶しておくとなお良いですね。
新築の家へ引越した際の挨拶回りのポイントは?
新築の家へ引越した際の挨拶回りは、その当日に荷物の搬入が一段落した時点で行います。
ここで迷うのが、どこの家まで挨拶回りをすれば良いか?ということですよね。
一般的には、『向こう三軒・両隣と裏で接する家』へ挨拶回りをすると言われています。
これに加えて、その地域の役員である自治会長や班長さんと呼ばれる人のところも回っておきましょう。
困った時にはきっと力になってくれるはずです。
もし相手が留守の場合は、時間や日を改めて再訪します。(※新築工事前の挨拶とは違って手紙は用意しません)
できれば、3日以内には終わらせられるようにしたいものです。
とは言え相手に迷惑をかけてはいけないので、朝の忙しい時間帯などは避けるように心掛けることも大切です。
失敗しない手土産はどれ?
挨拶が2回ともなると手土産選びにも悩まれるかもしれません。
挨拶回りの手土産には、どちらも1,000円を超えないもので貰って困らない日用品が良いと言われており、一般的には『タオル』や『洗剤』が選ばれることが多いようです。
しかし、あまり変わり映えしないことが気になるなら、ちょっとしたお菓子も喜ばれます。
熨斗(のし)を付けたものを用意して挨拶回りに出かけましょう。
ただし、高齢者の家もあるかもしれないので、堅い食べ物は出来るだけ避けるようにした方が安心ですね。
アレルギーまで気にする必要はありませんが、味に定評があって手頃な値段のものがあれば手土産としてオススメです。
中には手作りのものを考える人もいるかもしれませんが、新築の家に引越したばかりの時は、まだ人間関係ができていません。
不快感を与えることもあるので、この段階では控えましょう。
良い近所付き合いは挨拶回りから
挨拶は人間関係の第一歩として、どんなシーンでも重視されます。
ここでの印象が、これからの近所付き合いに影響することもあるかもしれません。
準備が面倒などと手を抜くことなく、2回の挨拶回りはきちんと行うようにしたいですね。
良い近所付き合いをし、素晴らしい生活をスタートさせましょう。