家を新築する際に、駐車場で失敗される方が多いのを
皆様はご存知でしょうか?
実は、新築の家に入居してから、あるいは駐車場の
外構工事が全て終わってから
「しまった!」と気付かれる方が意外と多いのです。
後からリフォームするにしても、
外構工事費は決して安いものではありません。
取り返しのつかないことにならないように、
新築駐車場の外構工事前に知っておきたい
『3つのチェックポイント』をご紹介したいと思います。
1.新築駐車場の位置を考える
新築する家の屋内のことに気を取られるあまり、
新築駐車場を業者さん任せにしてしまったり、
「後でどうにでもなるだろう」と安易に考えてしまう
のは大変危険です。
これから挙げる『3つのポイント』をしっかりと
チェックし、失敗のない新築駐車場づくりをしましょう。
まず、家を新築する際に意外と見落としがちになるのが
『新築駐車場の使い勝手』です。
- 玄関から新築駐車場までが遠い
- 動線が長い
- 雨天で濡れやすい
上記のような新築駐車場の使い勝手の悪さは
1つ1つ見れば些細なことかもしれませんが、
日々の生活の中では大きなストレスとなるものです。
実際に新築駐車場を使うことを想定し、
動きをシミュレーションしてみると良いでしょう。
もう一つ注意したいのは『道路と新築駐車場の関係』です。
この位置関係が悪いと、交通事故を引き起こしやすい
環境を作ってしまいます。
道路に対する角度や死角、広さなどにもしっかりと目を向け、
使い勝手の良い新築駐車場にしましょう。
2.水道やコンセントの配置を考える
新築駐車場の外構工事の際、つい業者さん任せにして
しまいがちなのが『水道やコンセントの位置』です。
現況としては問題のない配置だったとしても、
- 「家庭菜園を始めたら不便だった…」
- 「ペットの足洗い場が玄関から遠くなってしまった…」
という具合に、ライフスタイルの変化によって
不便になってしまうケースがあります。
業者さんも、施工主のライフスタイルを把握している
訳ではありませんので、こちらから要望を伝えなければ
配慮できないのは仕方がありません。
将来のプランも含めて位置決めをするようにしましょう。
また、コンセントは電気自動車の普及を念頭に設置
しておくと便利です。
標準仕様に含まれていると見逃してしまいがちですが、
配置をしっかりと確認することをお勧めします。
3.防犯性をしっかりと考える
新築駐車場の外構工事費用を抑えるために
塀や門を設置しないケースが多くありますが、
これは防犯の上で問題があります。
なぜならば、住宅地での車の盗難や車上荒らしは
決して少なくないからです。
同じく防犯という意味で、『照明』も出来るだけ
新築する際に設置するようにしましょう。
盗難の抑制になると同時に、地域の防犯性や自分が
使用する際の安全性を高める効果があるからです。
もし新築駐車場の外構工事費用を抑えるために
セルフで後付けをするのならば、
電源で困らないよう新築する前に業者さんに
相談しておくと良いかもしれません。
⇒ 新築の外構工事(エクステリア)にかかる費用相場
新築外構工事も家の一部
新築の家を建てる時は『家屋』にばかり気がいって
しまうものですが、新築駐車場などの外構も家の一部です。
後悔のない新築の家を建てるためには、
こういったスペースも含めて有効活用することが大切です。
しかし、新築の外構工事には水や防犯性など、
家屋とは異なる特徴と機能性をもっています。
できることならば新築外構工事の専門業者を紹介してもらい、
費用を抑えつつも満足度の高い新築の家を目指したいですね。