本当に必要?屋上のある家を注文住宅で建てるメリットとデメリット

屋上のある家
屋上で風を感じながらパーティをしたり、子どもがのびのび遊んだり…。
そんな『屋上のある家』に一度は憧れたことがある人は多いのではない
でしょうか?
しかし、注文住宅で屋上を設置する際、工事の内容や費用相場、
そしてなによりも「屋上は本当に必要なのか?」
「設置した後で後悔しないか」どうしても気になってしまいますよね。
そこで今回は、屋上のある家のメリット・デメリット、
そして費用相場などについて詳しく紹介したいと思います。

屋上のある家のメリットと活用法

ドッグラン
屋上のある家のメリットは、屋外でありながらプライベートな
空間を確保できることです。
たとえ敷地に余裕がない場合でも、屋上を庭の代わりに利用する
ことができますし、屋上は床面積に算入されません。
では、屋上にはどのような活用法があるのでしょうか?
『屋上のある家の活用法』を何点か挙げてみたいと思います。

屋上を子供の遊び場に

屋上は子どもの遊び場に最適です。
夏場であればビニールプールを設置するのも良いですね。
屋上であれば道路に飛び出したり、不審者に遭遇する
といった心配もありません。
ただし転落防止対策は念入りに行いましょう。

屋上を愛犬のドッグランに

屋上のある家で犬と暮らすなら、人工芝などを敷いて
『ドッグラン』にするのもおすすめです。
リードを付けずに自由に走り回らせることができます。

屋上で家庭菜園を楽しむ

敷地に余裕がなく庭がない場合でも、屋上で家庭菜園を
楽しむことができます。
ただし、土は重量があるため、大量に使用する場合は
屋上専用の軽量土を利用した方が良いでしょう。
また、雨どいに土や枯れ葉などが詰まりやすくなるため、
頻度の高い点検が必要です。

屋上で洗濯物や布団を干す

屋上は住まいの中で一番陽当たりが良い場所のため、
洗濯物や布団を干すのに最適です。

屋上で花火大会やお花見を楽しむ

近隣に花火大会やお花見スポットがあれば、見晴らしの良い
屋上から眺めることができます。
人混みに揉まれたり、場所取りをする必要もありません。

屋上のある家のデメリット

家の点検イメージ
屋上のある家のデメリットは、陸屋根(平らな屋根)が切妻屋根や
寄棟屋根といった斜めの屋根に比べて排水が悪いことです。
雨が入り込むと建物の性能に大きな影響を与え劣化を早めます。
そのため、屋上には高度な防水処理が必要です。

定期点検・メンテナンスも必要

屋上のある家の防水処理が必要なのは建築時だけではありません。
定期点検とメンテナンスを実施し、適切な状態を保つ必要があります。
大規模修繕が必要な場合は、さらに大きなコストが掛かります。

そもそも屋上が必要なかった…

新築時には頻繁に屋上でパーティなどをしたものの、
そのうちわざわざ上るのが面倒になり、数年後には全く利用
しなくなったというケースもあります。
たとえ屋上を活用していなくても、定期点検とメンテナンスは必要です。
本当に屋上が必要なのか、よく考えましょう。

木造でも屋上のある家にできる?

木造住宅
かつて、『木造住宅に設置する屋上は10平米(約6畳)まで』
という制限がありました。
また、屋上にするということは必然的に陸屋根(平らな屋根)
となります。
そのためこれまでは、屋上を作るならもともと陸屋根である
『RC(鉄筋コンクリート)造や軽量鉄骨造の住宅に限る』と
されていました。
しかし2008年の規制緩和によって、木造住宅でも他の工法と
同様に屋上を作ることが可能となっています。

屋上のある家の費用相場は?

新築時に屋上を設ける場合、階段の設置・下地処理・防水処理・
手すりの設置などの工事が必要となります。
建築費用は屋上の広さや建物の構造によっても異なりますが、
追加で100~200万円ほど掛かるケースが多いようです。

屋上へ上る階段の種類

屋上へアクセスする階段の設置方法には、おもに2種類あります。
生活動線を考え、使いやすい間取りを考えましょう。

内階段

建物の中に屋上への内階段を設置する方法です。
屋上に突き出した階段室を「塔屋(とうや)」といい、
既存の床面積の8分の1までであれば、新たな階とは見なされません。
ただし、塔屋に物置など階段室以外の用途を持たせる場合、
床面積に算入されることがあるので注意しましょう。

外階段

2階のテラスやバルコニーに外階段を設置する方法です。
外階段は風雨や紫外線にさらされるため、内階段に比べて
傷みやすいというリスクがあります。
定期メンテナンスで安全性を確認しましょう。

屋上のある家の口コミは?

屋上のある家の口コミ
屋上のある家を建ててから後悔しないためにも、
体験談や失敗談などの口コミに耳を傾けることも大切です。
ここからは、実際に『屋上のある家』を建て、現在お住まいの方の
口コミ体験談をご紹介していきたいと思います。
屋上のある家をご検討中の皆様の参考になれば幸いです。

埼玉県・uzupiさんの口コミ

屋上では様々な活用をしています。主に家庭菜園になっていて四季による野菜を育てられます。私は子供がいませんが子供がいる家庭には無農薬野菜も育てられて教育にはもってこいかもしれませんね。その他にも、花火大会をみながら屋上でごはんを食べたりしています。バーベキューをイメージする方々が多いですがバーベキューをやると案外クレーム来ます。メリットはとにかく家庭菜園ができる、花火大会がみられるなどです。デメリットの方が多いかもしれません。例えば維持費。木造ならば案外二年くらいで修復しなければなりません。コンクリートにしても染み込んだり、タイルにしてもひび割れたりと、床材のケアは必須でしょう。後悔はしていませんが、お金は、、かかりますね笑

愛知県・hanako.hさんの口コミ

我が家の場合、屋上が二つあって、3階の部屋と部屋の中間にある屋上(ベランダではないです)と、その上にはしごで上がる狭いスペースの屋上だけが存在しています。勿体ないのですが、ほぼ活用されていないです。元々主人が間取りを考えて作ったのですが、作る時に使い方まで考慮しなかったのがいけないように思いました。なぜなら、使い方によっては、その屋上に設置するべき物もあったからです。私は現在、一番上の屋上で家庭菜園を始めました。ところが、建てる段階でその予定をしていたわけではないので、当然水道はないですし、花壇をつくれるような状態にはありません。プランターも、土も、一つづつ、自分で運び込んで、重い作業と面倒な作業とで「楽しめる」要素を見つけられなければ続けることは困難です。なので、今後もし、幸運に建て直しが実現したのならば、こうした生活スタイルを確定した上で建てることが重要であると思いました。

愛媛県・まりもさんの口コミ

家を建てると決めた時、なんとなく住みたいと希望する地域がありました。そこは海岸の近くで、毎年夏になると花火大会があります。家からゆったり花火を見るのが夢だったのです。そして、その要望を叶えてくれたのが屋上のある家でした。花火大会の日は、ビール片手に大きな花火を楽しみます。ただ、残念なのは屋上を囲む壁(手すり)が高いことです。確かに落ちると危ないのですが、身長145cmの母は背伸びをしないと外を見ることすら出来ません。なので、毎年、花火を楽しむために、椅子として使用するための少し高い脚立をセッティングしなければなりません。そこまでは考えてなかったので、ちょっと残念でした。また、花火以外で屋上に上がることがほとんどないので、何か有効な活用方法を考えたいと思います。

大阪府・ちこさんの口コミ

屋上は、今まで流星群が見れるという日に屋上で星を観察したり、しいたけ狩りに行ったあとに、七輪でしいたけやお肉を焼いたりしました。あとは、洗濯物が多いときは屋上に干しています。メリットは、子どもたちがとても喜ぶことです。いつもと違う感じが楽しいようです。もうすこし子どもたちが大きくなったら屋上に寝袋やテントを張り、なんちゃってキャンプのようなものもしたいなと考えています。デメリットは、おひさまを直に浴びるのでその下の部屋が暑いということです。それ以外のところは今のところ、後悔やデメリットはありません。ただ、何人屋上にあがれるのだろうか。屋上でジャンプしたら底が抜けないだろうかなどの不安はあります。

鹿児島県・もりちゃんさんの口コミ

私の家の屋上は夏に花火大会がある時に、親戚を集めて花火鑑賞とバーベキューをする時に利用をしています。年に1度私の住む地域では、夏休みの終わりごろに大きな花火大会が開催されるのですが、実際に会場周辺は例年多くの人でにぎわい、道路も混雑します。
そうすると行き帰りが大変だし人込みで十分に花火が見えなかったりしますが、我が家は高台にあり、さらにその屋上からなので、花火大会の時の見晴らしは最高です。一つデメリットを上げるとすれば、冬は全く利用しないのと、鹿児島なので火山灰が降って来るとその度に灰が屋上に積もるので、それを掃除するのがとても面倒です。鹿児島のように火山灰が降って来るリスクのある地域の人は、灰が積もりにくい屋根にすると良いかと思います。

まとめ

屋上のある家でくつろぐ親子
屋上があれば、遊び場・パーティ・家庭菜園など
陽当りの良いプライベートな空間としてさまざまな活用法があります。
いっぽう屋上を設けたものの、「実際にはあまり使っていない」
という声も聞かれるため、本当に屋上が必要かどうかを
しっかりと考えるようにしましょう。

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